先日は安曇野市にご住まいの方より
ご依頼者様のご親族の遺品整理での古本買取依頼を頂き、
明科町に伺ってまいりました。
当日お宅へと到着して本棚を見させて頂きますが、
正直少々難しいところ。
昭和中～後期あたりの一般書や小説、ビジネス書がほとんどで、
その中に一生懸命探してみても、約1000冊ほどの中に
音楽専門書など、10冊ほどしか欲しいところがありません。
依頼者様の今回のご希望はといいますと
こちらの本棚を空けて別宅の自身の蔵書と入れ替えたいので、
全て引き取ってほしい
との事ですので、うーん、どうしたものか・・
と悩みながら本棚を見ていますと、
旧家での整理で古いこんなものも一応残しておいたのですが、
買取できるんですか？
とひとつの箱を持ってきて頂きました。
箱の中を見ると戦前のパンフレットや地図、絵葉書や切手などがたくさん。
本棚の本は正直難しいのですが、
こちらの方は面白いですと正直に伝えたところ、
こういうものも大丈夫なのか、
捨てる予定でしたよ。と
さらに戦争資料となりそうな古写真帖や
別部屋にあった古文書類まで、
こういうものもあるけど、と出していただきました。
こちらの内容が良かったため、
本棚の本、片付けさせて頂きます！と
1000冊ほどの蔵書も精一杯の査定額をつけさせて頂き、
出来る限りきれいに積み込ませて頂きました。
また途中戦前のものも眠っているかも、という蔵の中も
依頼者さまとご一緒に拝見させて頂きましたが、
特に大量のものが保管されている２階では奥に古めかしい箱などが見えるものの、
なかなか簡単には奥の方までにたどり着けそうにありませんので、
時間的にも難しいし、次回の機会に、という事になりました。
なお、１階の方に古いガラス瓶など
少し買取りできる道具類がありましたので、
それらと和室に飾られていた民芸こけしなども併せてお譲り頂きました。
普通の本を買取しに行く予定で来ましたので、
時代のあるものと巡り合えてわくわくする嬉しい買取となりました。
ご依頼者様誠にありがとうございます。
安曇野市ほか、長野県内、岐阜県、群馬県、山梨県、
戦前戦後の古書、和本、蔵出し、引越し、解体などによる古文書、紙もの、絵葉書や、
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