昨日の買取を終えて倉庫にて仕訳最中、本日の買取依頼のお電話を頂き、
安曇野市にて出張買取に向かわせて頂きました。

ご家族の遺品とのことで内容を見させて頂きましたが、
国語の先生かつかなりの読書家だった方の御遺品との事で、
やはりといいますか内容は古本屋的な目線でよい本ばかりで、また85年以前の古書が中心
でしたが状態はかなり良く、
査定中80年代あたりのものなんかはクリーニングもまだしてないのに
あれ、なんでISBNどこにもないの?新しい版でしょこれ?としばらく表紙や函を何度も探してしまう
という現象が幾度と起きたほど、
大事になされてたんだなあということがひしひしと本から感じとれました。

しかしながらそんな有り難いご依頼をいただいておきながら、
今日は個人的にダメダメな一日でした。

段どりをミスして何度も倉庫とお宅を往復してしまったり、
なぜか駐車の位置を変な場所につけてたり。

ご依頼主様は大変寛大な方で笑って気にしないで~とおっしゃって頂き、最後には
雑談とともにまたのお話もして頂きまして、本当感謝感謝ですが、
ご迷惑をおかけしてしまい、かなり反省中です。

なんとなく最近新しい販路とかシステム効率化とか、他の事を見すぎて
足元がおぼつき始めているのかなーという感じがしました。
仕入れが古本屋の生命線です。気を引き締めてがんばろう。

そののち夜に倉庫にて仕訳して先ほどくたくたで帰宅です。
買い取らせて頂きました本は大事に扱わさせて頂きます。
ご依頼主様、ご連絡頂き良い本を多数お譲りくださいまして誠にありがとうございました。

古本古書の出張買取