燦々堂では、日本仏教研究の要である大正新脩大蔵経を買取しています。大正新脩大蔵経は大正一切経刊行会が1924年から1934年までの10年間で編纂した、仏教研究における金字塔とも言える一冊です。
【大正新脩大蔵経の特徴と魅力】
この大蔵経は、宋代に開版された漢訳大蔵経「開宝蔵」を底本に、日本国内の各種漢訳仏典を総合的に調査・比較した結果を編纂したもので、漢訳仏典の最高峰として世界的に評価されています。その編纂には、当時の一流の仏教研究者が一丸となって取り組み、全100巻に及ぶ膨大な成果を残しました。その成果は2008年にテキストデータベースとして公開され、現在も世界中の研究者にとって欠かせない資料となっています。
一方で、大正新脩大蔵経の編纂は非常に短期間で行われたため、誤植や校勘の漏れが見られる場合があります。そのため、利用者はこれらの点を考慮する必要があります。
【大正新脩大蔵経の種類と買取価格】
大正新脩大蔵経は戦前大正期の元版と、現在大蔵出版から発行されている本蔵普及版・索引・図像版があります。元版には特装版・普及版・和装版があり、全88巻に図像部全巻揃いの場合は特に高価買取が可能です。
元版の中でも特に貴重な特装版・和装版は、普及版とは異なる装丁となっており、その希少性から高価で取引されています。また、現行の大蔵出版から発行されている本蔵普及版・索引・図像版も、その内容と利便性から多くの研究者や読者に支持されています。
【買取について】
古書店燦々堂では、大正新脩大蔵経を買取中です。このような仏教専門書の処分にお困りの方は、どうぞ当店へお気軽にお問い合わせください。特に全巻揃いのものや、図像部を含むものは高価買取の対象となります。
また、大蔵出版から発行されている本蔵普及版・索引・図像版についても、引き続き買取を行っております。利便性と内容の充実度から、研究者や仏教に興味のある方々から広く支持されております。大蔵出版を含む近年発行の仏教専門書につきましても是非とも当店を買取先対象としてご検討ください。
【仏教書の買取は燦々堂へ】
古書店燦々堂は、数多くの仏教書の買取に対応してまいりました。大正新脩大蔵経をはじめとした専門的な古書はもちろん、戦前以前の古書や古典籍、古写経類・仏画、名号などの掛け軸類等の買取も、私たち燦々堂にお任せいただければ、誠心誠意対応いたします。長野県はもちろん、岐阜県、山梨県をはじめとする近隣県、東京都や名古屋・愛知県全域にも出張買取に伺わせていただきます。他分野にまたがる大量の古書の買取も大歓迎ですのでお気軽にご相談ください。