燦々堂では書に関する資料を積極的に買取しておりますが、
気が遠くなるほどの長い年月を経て残されてきた
古写経や古版経、また古い霊場詣を行った際の集印帖、
大蔵經等をとりあつかった仏書や叢書類を買取しております。
古写経については、日本のものでは金剛場陀羅尼経686年が
最古のものとなり、この近辺、奈良天平経となると断簡でも
非常に価値が高くなります。
中国では1900年に発掘されスタインが多くを大英博物館へと
収めた唐時代の敦煌経などが有名です。
上記画像は室町期の大般若経古写経です。
1巻につき数万字、それを数百巻ひたすらに書き写すのですから
想像するだけで気が遠くなります。
誰に見せるためでもなく、
ただただ自らの求道の為に行われた書だからこそ、
見ていて圧倒的な雰囲気を感じるし、
また千年近い時を経て現代まで伝わって残ったのだから
それだけで歴史的な価値を感じます。
大般若経、維摩経、華厳経など、燦々堂では貴重な古写経類や版本類、
仏書全般、仏教書や仏教美術書を買取しています。
お寺からの買取・整理や、
遺品整理や家屋の解体でこのような
ものが出てきた場合、
当店へご連絡下さい。